BPN-A

2024年
BPN処理から派生した新しい処理技術です

加工を終えた表面には目に見えない加工膜や酸化膜が表面に形成されることが多く、ガス窒化などでは窒化ムラの原因となる加工膜です。
BPN窒化ではこれらをエッチングルートを経て綺麗に除膜しつつ窒化を拡散、厚みムラのない直線的で綺麗な窒化層を形成させております。
新たに開発したBPN-Aではエッチングルートとは別のルートを採用したプラズマ窒化技術で、還元イオンによるアクティブ領域を作り出し、その作用で表面還元しつつ、低いプラズマ反応で窒化を促進させていきます。
特徴はBPNよりも綺麗な外観を得られることで、コーティング処理の前窒化として、またシボ等の下地処理品、変寸を嫌う製品などとは、とても相性の良い窒化処理となります。
溶接補修性もよく、泡吹きでトラブルことなく対応できるのも特徴です。

金型や部品に採用できるかなど、ご相談をお待ち申し上げております。